1420 円!! 高脂血症や家族性高コレステロール血症の治療薬。コレステロールの合成を抑制して、その数値を低下させます。
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Simvastatin Mylan (Simvastatin) - 20mg (90 Tablets)
■ 90錠
1420 円
【現在、在庫切れとなっています】
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有効成分
シンバスタチン(Simvastatin)
製造国
インド
製造元
Mylan
使用量
通常、成人は5mgを1日1回経口服用します。
年齢、症状により適宜増減しますが、LDLコレステロール値の低下が不充分な場合は1日20mgまで増量できます。
商品詳細
コレステロールは食べ物から摂取されるほかに肝臓で生合成され、細胞や細胞膜、そして胆汁酸やホルモンの成分にもなっている脂質です。ところが、食事や肝臓の機能の低下、運動不足、肥満やストレスなどにより悪玉(LDL)コレステロールが血液中に過剰に存在するようになると、血管が詰まりやすい状態になります。これを脂質異常症(高脂血症)といい、結果的に動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などを引き起こす原因ともなります。
一方、家族性高コレステロール血症は、遺伝が原因でLDLが肝臓や細胞内に取り込まれなくなり、血液中のLDLコレステロール値が高くなる病気です。コレステロールの沈着による黄色腫、角膜輪、アキレス腱肥厚など特有の症状がみられるのが特徴です。
これらの病気の治療は食事療法など生活習慣の改善が基本ですが、変化が見られない場合は薬物療法を併用します。シンバスタチン・マイラン20mgは、有効成分のシンバスタチンが体内に吸収された後に活性型に変化し、肝臓でのコレステロール合成を阻害するように作用します。これによりLDL受容体の活性が増強して血液中からのLDL取り込みが増加し、その結果、コレステロール値が低下します。
なお、シンバスタチンを含むスタンチン系の薬を高脂血症の人が服用した場合、心筋梗塞などのリスクが約3%減少するとの報告があります。
副作用
●主な副作用
すい炎、腹痛、嘔気、下痢、消化不良、嘔吐、食欲不振、便秘、鼓腸放屁、腹部膨満感、口内炎、舌炎、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、ALTP上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン値上昇、光線過敏、そう痒、発疹、じんましん、脱毛、紅斑、CK(CPK)上昇、ミオグロビン上昇、筋肉痛、筋けいれん、貧血、白血球減少、認知機能障害(記憶障害、混乱など)、抑うつ、頭痛、不眠、めまい、しびれ、心悸亢進、頻尿、テストステロン低下、勃起不全、HbA1c上昇、血糖値上昇、倦怠感、BUN上昇、浮腫、口渇、関節痛、耳鳴、発熱、ほてり、胸痛、味覚異常
●極稀に起こる重篤な副作用
横紋筋融解症、ミオパチー、免疫介在性壊死性ミオパチー、肝炎、肝機能障害、黄だん、末梢神経障害、血小板減少、過敏症候群、間質性肺炎
特別な注意
【禁忌】
・シンバスタチン・マイラン20mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・重篤な肝障害のある人: シンバスタチン・マイラン20mgは主に肝臓において代謝され、作用するので肝障害を悪化させるおそれがあります。
・妊婦または妊娠している可能性のある女性および授乳婦
・イトラコナゾール、ミコナゾール、アタザナビル、サキナビルメシル酸塩、テラプレビル、コビシスタットを含有する製剤、オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビルを服用中の人
【原則禁忌】
・腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる人に、シンバスタチン・マイラン20mgとフィブラート系薬剤を併用する場合には、治療上やむを得ないと判断される場合にのみ併用することとし、シンバスタチン・マイラン20mgの使用量は10mg/日を超えないこととします。
【慎重服用】
・アルコール中毒者、肝障害またはその既往歴のある人: シンバスタチン・マイラン20mgは主に肝臓において代謝され、作用するので肝障害を悪化させるおそれがあります。また、アルコール中毒者では横紋筋融解症があらわれやすいとの報告があります。
・腎障害またはその既往歴のある人: 横紋筋融解症の報告例の多くが腎機能障害を有する人で、また横紋筋融解症に伴って急激な腎機能の悪化が認められています。
・甲状腺機能低下症の人、遺伝性の筋疾患(筋ジストロフィーなど)またはその家族歴のある人、薬剤性の筋障害の既往歴のある人: 横紋筋融解症があらわれやすいとの報告があります。
・高齢者
【重要な基本的注意】
・使用の前に充分な検査を実施し、高脂血症、家族性高コレステロール血症であることを確認した上でシンバスタチン・マイラン20mgの適用を考慮してください。シンバスタチン・マイラン20mgは高コレステロール血症が主な異常である高脂血症によく反応します。
・使用中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する反応が認められない場合には使用を中止してください。
・近位筋脱力、CK(CPK)高値、炎症を伴わない筋線維の壊死、抗HMG-CoA還元酵素(HMGCR)抗体陽性などを特徴とする免疫介在性壊死性ミオパチーがあらわれ、使用中止後も持続する例が報告されているので、状態を充分に観察してください。なお、免疫抑制剤使用により改善がみられたとの報告例があります。